Care
お手入れ方法
1.洗濯表示の見方について
身近な衣類やストール、ブランケットなどには、正しいお手入れ方法を記した取扱いに関するタグが取付けられています。 普段はついつい見過ごしてしまうマークですが、長く愛用するための大事な情報となります。 お手入れの際は、下記の表示をご確認いただき、正しい方法でお手入れいただきますようお願いいたします。
※洗濯表示は表示の対象品目にのみに取付けられています。
※出典:経済産業省 (https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/laundry_symbols.html)
2.天然素材別のお手入れ方法
天然素材は、吸湿性に優れ、お肌に優しい風合いの良さが魅力です。乾燥する冬でも帯電しにくく静電気が発生しにくい性質があります。 その反面、天然素材ならではのデメリットもありますので、傷みを防ぎ長持ちさせるためにも素材別の特徴やお手入れ方法を覚えておくと便利です。
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綿(cotton)
人々の生活に馴染み深い綿は、肌触りがよく、吸水性にも優れ、大変丈夫な素材です。
【お手入れポイント】
・シワになり易く収縮し易い一面もあるため、洗濯の際はネットに入れて短めの脱水を行う。
・しっかり形を整えてから干すことでシワを防ぎます。
・熱に強い性質があるため、シワ取りにはアイロンがけが便利です。霧吹きを使用するとより効果的。 -
麻(linen)
人類が最初に用いた最古の繊維とも呼ばれる麻は、通気性の良さ、吸湿性に優れた素材です。
【お手入れポイント】
・摩擦による表面の毛羽立ちやシワになり易い特徴があるため、ネットに入れ、おしゃれ着用の中性洗剤を使った短めの洗濯がおすすめです。
・しっかり形を整えてから干すことでシワを防ぎます。
・シワが取りにくい場合は、霧吹きを使いながらアイロンをかけてください。 -
絹(silk)
蚕の繭から生まれた動物繊維です。光沢があり、しなやか。保温性・保湿性に優れた美しく高級感のある素材です。
【お手入れポイント】
・手洗いが原則。おしゃれ着用の中性洗剤を使用し、30℃前後のぬるま湯で丁寧に押し洗いをしてください。
・日光による黄変、シミや縮みが出易く、虫害に合いやすいデリケートな素材です。直射日光を避け、日陰干しすることで変色を防ぎます。
・熱に弱いため、アイロンは必ず低温・当て布が必須です。